感染の原因とは

妊婦さんB型肝炎のウイルスはB型肝炎に感染している人の血液や体液などを介して感染します。感染経路は主に2つあり、B型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子どもへの感染である垂直感染とそれ以外の水平感染です

日本国内では現在、B型肝炎ウイルスの垂直感染を防ぐために母子感染防止策が取られています。母親がB型肝炎ウイルスに感染していると出産の時に産道を通る赤ちゃんに血液を介してウイルスが感染してしまうことがあります。赤ちゃんがウイルスに感染すると無症候性キャリアとなり、B型感染ウイルスに感染しても肝炎の症状がなく一見健康な人となります。ですが、免疫機能が発達するに連れてウイルスを体外に排出しようと幹細胞を攻撃するので肝炎を発症します。場合によっては肝硬変や肝がんを発症します。

水平感染は予防接種での注射器の使い回し、ウイルスに汚染された血液での輸血、性交渉、入れ墨、ピアスなどによる感染です。中でも性交渉による感染は増えており、不特定多数の人と性交渉を持つなどは避けるようにしましょう。成人になってからB型肝炎ウイルスに初めて感染すると多くの場合は肝炎になることなく自然に治癒します。ただし、ジェノタイプAと呼ばれる新たなB型肝炎ウイルスも確認されており、このタイプは肝炎が慢性化してしまう可能性が高くなります。

 

B型肝炎の給付金請求

注射B型肝炎ウイルスに感染すると国に給付金の請求を行うことができます。給付金の対象となる人はまず一次感染、二次感染(母子感染者、父子感染者)、三次感染に分けられます。

一次感染者の人で給付金の対象となる人は、昭和16年7月2日から昭和63年1月27日生まれの人でB型肝炎ウイルスに持続感染している人です。満7歳の誕生日の前日までに集団予防接種またはツベルクリン反応検査を受けており、集団予防接種など以外の感染原因がない人です。

二次感染者の人で母子感染、父子感染の人は本人の母親もしくは父親が一次感染者の要件を全て満たしており、本人がB型肝炎ウイルスに持続感染している人です。感染原因が母子感染もしくは父子感染であることも要件になります。

三次感染者の人は本人の母親または父親が二次感染者の要件を満たしており、本人がB型肝炎ウイルスに持続感染している人で二次感染者から三次感染者への感染原因が母子感染または父子感染の場合となっています。

給付金は病状に応じて、あらかじめ定められた金額の給付金が国から給付されます。給付金の他には定期検査費用や弁護士費用などの補助もあり、弁護士事務所でもB型肝炎ウイルスに関する給付金の無料相談を行っているところが多くあります。

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